手相の見方「努力線とは?二股に枝分かれ、ない場合は?」
努力線は、希望線や向上線という名前でも呼ばれることがあります。
特徴的な線なので、すぐに見分ける方も多いことでしょう。
今回は、努力線の手相の見方についてお話します。
努力線の位置は生命線で見ます。
生命線から、ほぼ真上に向かって、
支線のように伸びている線が、努力線です。
大半は、生命線の半分より上側あたりから伸びます。
まっすぐと上に伸び、人差し指の付け根のエリア(木星丘)に向かいますよ。
ちなみに木星丘は、向上心やリーダーシップを指し示すエリアです。
ですから、努力線がある人というのは、
”何ごとにおいても向上心にあふれ、
またその分野で成功できる可能性を持っている”
という手相の見方をすることができます。
「努力線が二股に分かれている」
という場合の手相の見方ですが、
これは、勢いのよい努力線を持つ人にしばしば見られるようです。
この場合、努力線の意味合いはますます強められ、
とてもストイックな性格を指し示すようになります。
目標に向かって一途に努力をするために、
時には犠牲にするものも多いようです。
たとえばこのタイプでは、
子どもの教育に熱心になりすぎたがゆえに、
子どもの自主性を押しつぶしてしまうようなケースも考えられますので、
努力するとともに、自省も常に必要なタイプとみることができるでしょう。
ちなみに、努力線がない場合ですが、
”努力をしない”
というマイナスの意味合いではありません。
さほどストイックなタイプではないだけで、
「ゆるやかに頑張って結果を求める」
という性質を指し示します。
闇雲に頑張って結果を出すタイプではなく、
できるだけものごと、事象に対してじっと観察し、
できるだけ労力の少ない近道を探し出したり、
個性個性に合ったやり方を編み出して、
結果につなげることを知っている人です。
ただ努力線がない人は、
一度やる気がなくなると、
再度やる気を出すのが困難なことも多いですから、
とにかく長続きがするよう頑張る気概は必要でしょう。